ウテナになりたかった(今もなりたい)
少女革命ウテナってアニメがありまして
ウテナはピンクの髪で超絶可愛い女の子なのですが、なぜか自分のことを「ボク」と称し、王子様になりたいのだと周りに吹聴しています。実際、正義感が強くて運動もできて学園の人気者です。
私は子供の頃、四国のクソ田舎、限界集落、八つ墓村、で父方の祖父母と両親と同居していたのですが、祖母からずーーーっと「男だったらよかった説」を説かれており、私が残念ながら男ではないので、将来は婿養子を迎えて家を継ぐようにと度重なる指示が出ておりました。
祖母は私が幼稚園児の頃から近所の中山さんちの次男・トモ君(5)に目をつけていました。祖父に至っては私の存在を半ば無視(してなかったのかもしれないけどそう感じていた)しており、
私は、お母さんは私が男じゃ無いから肩身が狭いのだろうな、申し訳ない。。と思っておりました。
母は、無意識かもしれないのですがまぁ多分保身のためでしょうな、私に女児らしい洋服を一切買い与えず、結果、唯一持っていたスカートは真っ黒でした。
私は生きてていいのだろうかそもそも?
そんな疑問はこの頃すでにあったのだと思うのですが、今回はそれはさておき、私は未だに女子としてのアイデンテティがクラッシュしており、「女らしくすること」に抵抗があります。
服装や髪型はコンサバ系にできるけれど、精神面がバグったままです。
(以前は地味でダサい服を着ていたのですが、数年前に付き合った地雷彼氏に色々言われて服装を改めました。この点だけは感謝)
甘えられない。甘えることは悪いこと
もっとしっかりせねばならない
男に媚びるのは悪いこと
笑顔を振りまくのは媚びること
これらは全部思い込みであるとわかっているのに、外せない ギギギ
彼氏に対しても可愛く何かを頼むとかできない グググ
ねだってモノを買ってもらうより自分で稼いで買う方が遙かに楽というメンタル
相手が何かしてくれようとすると遮る、大丈夫だよ〜とか言っちゃう
そんな私にとってウテナは救世主
女子で可愛いのにカッコよくて、泣いてる女の子を救える王子様
皆に認められる存在 女らしくしなくてもこんなに素敵
まさに理想の存在です 私もウテナになれればきっとみんな私のこと認めてくれて
私も私を認められる というロジック だと思う
でも本当は甘えたいし許されたいし女子の役もやってみたい
やってみたいんです。じゃあやればいいじゃんって話ですよね。
そうなんです。トライしてみてるんです今。
迎えに行こうかって言われたら 大丈夫 って言わずにありがとーとかね。
小さいとこからですが。